命を燃やして生きていきたい

命を燃やして生きて行きたい

夜更かしの理由(わけ)

今日は平成最後の日

 

平成元年に生まれた身としては

 

この時代しか知らないわけで

 

何だかんだ自分が生きてきた一つの時代が終わるというのは

 

どことなく儚くもある

 

そんな今日は雨の一日

 

特に予定もなく夕方からバナナのジェラートを製作中

 

 

最近立て続けにジェラートを作っているけれど

 

一般的に売られているジェラートと比較して

 

なんかいまいちだなあと思う点があって

 

それをずーっと追及している

 

それは「どうやったらよりなめらかになるのか?」ということ

 

今自分が作り上げてきたジェラートを振り返ると

 

フレーバーはイイ感じ!素材感も出てるし、生き生きとしている

 

でもなんとなくジェラートというより氷菓って感じなんだよね

 

砕いた氷を食べてるみたいな

 

かき氷よりは滑らかなんだけど

 

ジェラートほど滑らかじゃないっていう

 

あのふわっとして滑らかな食感を目指して

 

素人考えで色々とやっているのだけれど

 

なんとなくわかってきたのは

 

凝固していく過程で出来るだけこまめに混ぜたほうが良いということ

 

アイスマシーンなんかみてれば一目瞭然なんだけど

 

あいつらは冷やしながら定量的にアイスをまぜて空気を抱き込んでいる

 

この混ぜるという工程で氷の結晶をできるだけ小さくし、かつ空気を取り込むことで

 

ふんわりとしていて、且つ滑らかなテクスチャーに仕上がっているのだと思う

 

混ぜずに完全に凝固させてしまうと氷の結晶が大きくなって舌触りもざらざらした感じになり滑らかさから遠ざかって行ってしまう

 

だから完全凝固する前に何度も攪拌して空気を取り込みつつ凝固している塊をつぶしつつ滑らかな仕上がりを目指していくのがいいのではないかと

 

そんなんだったらアイスマシーンでも買えば?(笑)

 

と思うんだけど、やっぱり人力でいいから

 

遠回りしていいから

 

一度、この目で確かめてみたいのよ

 

たとえ非効率的なやり方だとしても、一回生で実体験として自分で味わうのと、何も考えずにアイスマシーンで作り上げたのでは得られる実感が違うからね

 

ということですごい遠回りなやり方で夕方から仕込み始めて

 

まだ仕込みが終わってないという・・・・

 

あと2時間くらいかなあ・・・

 

でもこうやって時間を度外視して好きなことをやっている時間というのは本当に幸せだと思う

 

なかなか人生の中でワクワクしながらこういう時間を過ごせるときはあまりなかったかも

 

夜更かしは良くないかもしれないけど、この体験には代えられない

 

美味しくできるといいなあ・・・