口どけと口当たり
帰り道、フラッと寄ったスーパーで急に焼きリンゴが食べたくなった
しばらく食べてないなあ
あの甘〜い香りとジューシーな果肉
久しぶりに味わってみたいなーと思い早速りんごを購入
せっかくならジェラートにしてしまえ!
ってなことで早速使ってみたよー
りんごは半分にして芯をくり抜いてバターを詰めてレンジで7分
オーブンで焼こうかと思ったけどなるべく水分を残すためにあえてレンジでチン!
皮は剥かずに果肉と果汁をブレンダーにかけて牛乳、砂糖、トレモリン、米粉を投入してまた混ぜる
そのまま火にかけてとろっとしたら火からおろして冷まして、丁寧に漉して冷凍庫へ
ベースの段階だけど色味はめちゃくちゃいい
皮を入れたおかげで薄くて上品なピンク色になった
自然の力で何も手を加えずにこんな美しい色合いになるなんてちょっと感動!!
ただ相当トロッとした質感になってしまった。。。
米粉は要らんかったかなあ
米粉なしで、りんごだけで十分。
少し舐めてみると口どけが悪い。
水分も少ないし、繊維質が残ってる感じもする
次はちゃんと水分量を計ろう!
焼きリンゴにする前とした後でどれだけ水分量が減るのか記録しておくこと。
そして蒸発した水分は牛乳で補完する。
また、水分比率をイチゴのジェラートの時の配合を参考にしているけど、生のイチゴとりんごを比較すると100gあたり6gほどりんごは水分が少ないから、それも計算に入れて比率を考えた方がいいな!
例えば生で350gのりんごを焼きリンゴにした際に重量が340gだったら128gの牛乳に+蒸発分10g=138g。
そしてイチゴと比較した際の水分量6g×3.4=20g。
よって138+20=158gの牛乳を入れなければならなかった
この辺も次回に反映だな
はあ、中々奥が深いなジェラートは…
でもこういうことを考えて行くのは案外性に合ってる
まあまだ俺はスタートラインに立ったか立ってないかわかんないようなひよっこだけどね…
そんなことを考えながらジェラートを凍らせる→混ぜて空気を含ませる→凍らせる→混ぜるを繰り返していく
いつもより入念に、そして丁寧に!
そしてついに完成!!!🍎
お味は…
うん!悪くない!
てか焼きリンゴの風味出ててうまいよ!!
あとは口どけかなあ
ちょっと果肉感と皮の繊維質が残るかな
今度は焼きリンゴの状態で一度ブレンダーかけよう!
水分量が少ない段階でかけた方が細かくなりやすいからね
あとりんごの皮を入れるか入れまいか?
繊維質を無くすために、皮を入れないのは楽だけど
りんごらしさってなんだろう?って考えると
りんごらしい酸味とか
鮮やかな色合いとか
それらは皮からもたらされる部分が大きいと思うんだよね
だから皮は入れたい
皮だけブレンダーかけて裏ごししてみるか?
そしたらもう少し細かくなって繊維感は軽減されるかなあ
あとあと、やっぱり凍らせるときにブレンダー&スプーンで滑らかに伸ばす工程は大事!
粘性が全然変わる
一度空気を含んで柔らかくなると柔らかさが維持されてる
この工程を丁寧にやるだけで全然口当たりが変わるわ!
でも口どけは変わらない。
やっぱり口どけはレシピが大事
口当たりは手仕事、口どけはレシピ!
勉強になった!(^○^)
次はもっと美味しいジェラート作ってやるぜ!
ほなおやすみわ^^